※今日の心に響くことば 「星野富弘ことばの雫より」
「絵も詩も少し欠けていた方が良いような気がします。
欠けている者同士が、一枚の画用紙の中に収まったとき調和のとれた作品になるのです。
これは私たちの家庭も社会も同じような気がします。
欠けていることを知っている者なら、助け合うのは自然なことです。」
自分の中に欠けているものがあるという内面的自覚を森田療法では、
別名自己内省と呼びます。
これがある限り私たちはいつまでも変化する可能性に満ちているのです。
この宝のような資質に生涯目覚めることなく、自分を変えようと悪戦苦闘の末目先の損得に終始して人生を終えることは誠に残念なことです。
最後に森田療法を学ぶと苦しみは、苦しみで終わらないとあらためて思うのです。